
今年初めて就職された方たち
もう新しい生活に慣れましたが?
社会人になると
環境も大きくも変わりますし
いろいろな責任が増します。
その代わり、まとまった収入も
手にすることができます。
でも今まで通りでは将来の
不測の事態に備えることは
できません。
正しいお金の使い方や
管理の仕方を考えて
将来の夢の実現や、アクシデントに
備えられるよう準備しましょう。
収入をすべて使うのではなく
計画的に貯蓄ができるよう
仕組みづくりを考えてみましょう。
全ての方にお伝えしているのが
先取貯蓄です。
収入が入って支出が出ていき
余ったら貯蓄に回す、という方も
多いです。
がんばって節約できた時は
貯蓄額も多いですが
なんとなく支出がかさみ
手元資金が残らないということも
多いはず。
まずは収入が入ったらすぐ
あらかじめ決めた一定額を
貯蓄に移すのが確実。
残りのお金で生活します。
1人暮らしの方、実家暮らしの方
生活費の余裕はいろいろありますが、
貯蓄の目安は手取りの2割を
がんばってみましょう。
貯蓄の先は生活費とは別の
銀行口座が簡単です。
とりあえずの目標は生活費の3ヶ月分。
50万円が貯められたら
次は100万円を目標とする、
という感じでがんばってください。
手元にすぐ使えるお金があることは
とても安心できます。
気をつけていても努力しても
思いがげないアクシデントはあります。
急病やケガ、家電が壊れた、
急に遠方の親戚の冠婚村債がある、
などにも備えることができます。
社会人だから信用力が増し
簡単にお金を借りることもできますが
すぐに返せなければ
借金は大きな利息で雪だるま式に
増えていきます。
手元資金があるとないとでは
その後の人生を大きく左右します。
貯蓄生活に慣れてきたら
積立投資を始めてもいいと思います。
まずはすぐに使うことのできる
流動性資金のストックを確保することに
チャレンジしてみてください。
お金のこと悩んだら
FP石井順子に聞いてみて!